保湿力

たとえば、同じナールスゲンやセラミドを含む保湿美容液といっても実際には千差万別です。
もちろん濃度もモノによっては違います。
濃度を知りたくなってしまう人が多いかもしれませんが、基本的に濃度は表示されていません。
化粧品メーカーは、濃度などは、明かさないのでわからなことが多いです。
見た目でもねばねばして根どの高いものは濃いイメージがありますが、実際は、違います。
さらに濃度以外にも基剤の問題もあります。
同じナールスゲンやセラミド配合の美容液でも基剤によって効果の表れ方は、違ってくるのです。
その為に濃度が高いほうが良いと一概にはいえません。
総合的に考えると保湿美容液の効果は、成分表を見ても濃度を調べてもわかるものではありません。
サンプルをもらっても効果まではわかりづらいもの。
本当のところは、ある程度使ってみなければわからないのです。
原液化粧品などブームになったこと、ねっばこい化粧品が人気になりました。
ねばねばしたものは濃いように見えるので、効きそうな漢字がするのでしょう。
でも、実際にはねばっこい化粧品のほうが成分濃度が高いといったことはいえません。
増粘剤という粘り気を与える物質があり、それを加えると化粧品をねばっこくすることはいくらでもできるのです。
料理に片栗粉やくず粉でとろみをつけるようなものです。
ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分の場合は、濃度を高めると粘り気が出ますが、そう見せる為にも増粘剤を加えてしまっている化粧品も実際あり、見分けるのは難しいものです。
また、ビタミンなどの成分は、濃くしても粘り気はでないのは、知っていますか?
高濃度ビタミン原液をうたうようなねばねば化粧品は信頼なりません。
増粘した基剤にビタミンを添加したものでしょう、気を付けて下さい。
1本でOKの美容液は、どうなんでしょう。
洗顔後これだけをつけておけばよいというオールインワン型の保湿美容液は、手軽さやお得感などもあり人気があります。
1本だけで良いいうことは、肌に必要なものを全て含んでいるイメージですよね。
これらのオールインワンタイプ保湿美容液は、普通の保湿美容液と違うのでしょうか。
実際には、ぶっちゃけ特に大きな違いはありません。
保湿美容液は基本的にはオールインワンとして使っても構わないのです。
化粧水は肌にどうしても必要なもとのはいえません。
化粧水+保湿美容液とした場合を保湿美容液のみとした場合を比べて、肌への保湿効果に違いないので、保湿美容液の1本使いは問題ないといえるのです。
保湿成分をしっかり含んだ美容液ならば、どれでも1本使いに出来ます。
ただし、有効成分を含んだ化粧水を使うことには保湿とはまた別の意味があるので、その場合は、オールインワンでもいいでしょう。
なお、美白やUVなどは様々な有効成分を含んだ多機能美容液もありますが、あまり多種類の成分を混ぜてしまうと刺激が強くなったりしますので気をつけましょう。

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